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2021年8月18日水曜日

生産能力

 古橋亨梧らは大活躍も…選手輸出超過国の悲哀「ベルギーの前例」【世界とJリーグの移籍市場2021】(1)(サッカー批評Web)

#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/53ca83915a4128848a3995cd56b231ea7cb446f6


こういうことをグニャグニャ考える人というのもよくわからない。だいたい供給能力は需要に引っ張られて伸びる。選手育成能力は、日本人選手が海外に売れる限り伸び続ける。年度単位で言えば、その年プロになる若者の人数が増え続ける。そしていつか世界市場でバランスする。大量の日本人選手が海外でプレーする。当然WCでも良い成績をコンスタントに収められるようになっている。

その時、ブラジルやアルゼンチンよりも沢山選手が「売れる」国になっていると思う。野球業界はこの育成能力という点で実はさのみ成功しなかった。大谷は天才だが、その下が松井、イチローだから量的に寂しい。だいたい今では少数になったが、昔は恐ろしくバカな野球指導がまかり通っていた。てゆうか指導できるレベルの人間がほとんど居なかった。そして大リーグしか目標がないものだから、二言目には「アメリカでは、、、」という会話になっていた。まさに猿マネであった。
サッカーは、今はスペインが一番主役なのだろうが、それ以外の多くの国で様々なアプローチがなされていてい、様々な意見を相対化できる。

そして最終的にサッカーの育成競争は、「幼児~少年育成競争」になるはずである。そこまでくれば本邦得意分野である。

2021年8月17日火曜日

運動量 2021 Gold Cup | United States vs Mexico


アメリカのFIFAランキング上昇したようなので、気になって少し見た。
どうも選手の運動量を予想計算して戦術を組み立てているようである。
素人目にはそう見える。

日本のオリンピックはインパール的幕切れになったが、アメリカはこういう定量的なアプローチは流石に得意のようである。

一方で文脈的なアプローチ、ヨーロッパ各国のもまたある。
それはそれで有効だろう。良し悪しというより様々な考え方、文化があると認識すべきだ。

日本のアプローチは定量的でもなく、さほど文脈的でもなく、どちらかと言えば属人的だと思う。「ダブルボランチが優れているからなんとかしてくれる」とか、「久保は150%のちからを出すことを宣言した」とかで、勝つための組みたて、ではなくて登場人物の理解というか、登場人物を愛するためにすべてのエネルギーが集中しているようである。

わからないなりにサッカーみているのはここらへんが楽しいからで、地べたを這いずり回る競技はその民族の体質をきれいに反映する。日本代表は我々の自画像である。そして負けて、久保くんが大泣きして、みな実は満足したのである。やっぱラストの大泣きは重要である。これもこれで面白い文化だと思う。