ページ

2015年11月8日日曜日

艦隊派と条約派



こういう財務省別働隊の主張は本体の意向を先取りして伝える。

つまり、「マスコミさん、増税に反対してください」という意味である。
つまり、財務省はすでに消費税増税をあきらめ、
むしろ増税の結果経済が破綻してしまうことを恐れている、という意味である。
財務省の病的発狂は、ほぼ治癒されたと思って良いだろう。
あとはいかにソフトにランディングさせるかだけである。
下手な戦犯探しはしないほうが吉である。

艦隊派と条約派の争いのような争いが、
おそらく財務省内であった。
内部の抗争では増税派が勝った。
しかし経済運営の現実の前に敗れた。




これもソフトランディングの努力である。

組織というのは大変なのである。
数十年前、日本は組織の組み立てに失敗して敗戦した。
面倒くさくも高コストなことだが、
国民に求められるのは我慢の二文字なのである。