池田信夫 blog : 軽減税率を求めるマスコミの「翼賛体制」 https://t.co/14VQKIEmd0
— 池田信夫 (@ikedanob) 2015, 11月 5
こういう財務省別働隊の主張は本体の意向を先取りして伝える。
つまり、「マスコミさん、増税に反対してください」という意味である。
つまり、財務省はすでに消費税増税をあきらめ、
むしろ増税の結果経済が破綻してしまうことを恐れている、という意味である。
財務省の病的発狂は、ほぼ治癒されたと思って良いだろう。
あとはいかにソフトにランディングさせるかだけである。
下手な戦犯探しはしないほうが吉である。
艦隊派と条約派の争いのような争いが、
おそらく財務省内であった。
内部の抗争では増税派が勝った。
しかし経済運営の現実の前に敗れた。
今朝方、朝生の合間に高橋洋一さんと話していて改めて、「需給ギャップ」について日銀、内閣府、民間エコノミストの認識がかなり乖離していることが問題だなと。財政状況は厳しいが、7-9の数値によっては、もう少し景気下支え的な補正にしないと、後からの逐次投入は却って高くつくかも。
— 片山さつき (@katayama_s) 2015, 11月 7
これもソフトランディングの努力である。
組織というのは大変なのである。
数十年前、日本は組織の組み立てに失敗して敗戦した。
面倒くさくも高コストなことだが、
国民に求められるのは我慢の二文字なのである。