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2018年11月13日火曜日

韓国の反日的活動について

韓国、というか朝鮮半島は基本的に反日ではある。それは異常なことではなく、隣接国が強大な場合、反発するのは当然だし、必要なことだ。だから半島が反日であるのは、自然ななりゆきである。
問題なのはそこではなく、戦後一貫して韓国がアメリカの力によって反日的活動を余儀なくされていたことである。

アングロサクソンお得意の、分割統治というやつである。というより、現在台湾が親日的で、かりに韓国が親日的になったらどうなるか、ご想像いただきたい。単なる大日本帝国である。つまり、いつアメリカが戦争を仕掛けられてもおかしくない状況になる。それを絶対に許さないのが、アメリカ存続の生命線である。

そこで李承晩以降韓国指導者には反日であるべきという絶対遵守の命令が下されているわけで、うっかり親日しようものならきっついお仕置きが待っている。タイや、しばしば日本でもそうだが、そういう場合アメリカは司法を支配するスタイルである。親日的になった韓国大統領には、つまり大日本帝国を再現しかねない大統領には、ヘヴィーな懲罰が下される。

現在の文大統領も、そのことはもちろん心得ていて、反日的な活動を繰り返しているが、これは自国に向けたものでもなく、日本に向けたものでもない。トランプに向けたものである。

ということを日本人がしばしば忘却してしまうのは、「日本がいかに潜在的にアメリカにとって脅威か」を忘却するからである。

2018年10月30日火曜日

徴用工判決


みなさん楽しそうに会話されている。
請求を認めない判決だったら、
みなさまお通夜のような雰囲気だったのではないか。

韓国、中国が十分経済成長した。
だから、日本が半島と中国を敵視、対抗するに、
十分な環境が整ったのである。

1、1940年代:アメリカは日本、ドイツの台頭を脅威に思っていた。第二次世界大戦に突入
2、1945年、日本に勝利、当分日本は弱小国のままのつもりだった
3、1947年、冷戦開始、日本に相応の役割を背負わせるために経済成長を許可した
4、1960年代以降、日本の経済力が肥大化した。このままでは制御不能に陥る可能性が出てきた。
5、1972年。日本を押さえ込むために中国の利用を考える。米中国交正常化に向かう。
4、1991年、冷戦終結。冷戦にアメリカは勝った。しかし日本の経済力が肥大化しすぎた。力点を日本から中国にシフトさせる。
5、2018年、中国の経済力が肥大化。制御不能に陥りそうなので、中国と新冷戦開始。

これで当分、冷戦時代の体制を維持できる。ソ連が中国+半島に変わっただけ。
共産党崩壊まで何年かかるだろうか。それまでの間、日本は経済成長を安心して享受できる。

2018年10月24日水曜日

もしものコーナー

「もしもバブルが潰れていなかったら、あるいは崩壊後の処理を誤らなかったら」

日本は順調に経済成長をとげ、中国はもちろん、アメリカ以上の経済大国になっていただろう。つまりアメリカの覇権は完全に崩壊しただろう(絶対そうだとは言えないが、そうなっていた可能性はかなり高い)。

アメリカはそれを許したか。絶対に許さない。日米戦争第二幕である。ところで今日でも日本人は平和ボケしている。順調に経済成長したなら、もっと平和ボケしていたことになる。そんな日本がアメリカに勝てるか。まず勝てない。つまりふたたび焦土になっていた。前回の戦争と同じく、なにも考えない無意味な戦争を繰り返していたのだろう。

この苦難の20年を総括する結論が出てしまった。
「バブルが崩壊し、後処理も間違って低成長に沈んだのは正解だった。最善ではないにせよ、次善ではあった」
非常に残念な結論である。

経済成長はかならず国家間の関係を変化させる。バブル期の日本には、そんな考えは毛頭なかった。無神経に歩いてゆくだけでバラ色の未来が来ると思っていた。まわりの敗者を勘案することはまったくなかった(この場合、アメリカが敗者だった)。

そりゃあきまへんな。なるほど経済成長に限界があったはずである。