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2020年7月6日月曜日

政党におけるキャラ配置戦略

応援しているれいわ新選組の票が伸び悩んでいる。
むしろ維新のほうが勢いがある。

維新という組織は、割と似通ったキャラを集める。
維新の根源にあるのは人形浄瑠璃の世話物だから、どうしてもキャラが似る。ざっと見てみても、

攻撃的で多弁な橋下。
真面目だが小狡い雰囲気の松井
昔真面目だったが今崩れている感ある足立
攻撃的だが多弁とは言えない吉村

(急いでいて間違った写真を使ったような気もするが、まあよしとする)

世話物というのは、ようするに日常の延長線上のドラマだから、手代とかのリーマンが恋愛する話しだ。登場人物は普通によくいるタイプでなければならない。目立たないが、安心感がある。わかりやすい。女性でも親しみやすい。

たいしてれいわは、山本太郎が党首である。太郎の出世作は深作欣二監督、「バトル・ロワイヤル」である。つまりれいわは深作映画なのである。




安冨歩教授は、




非常に優秀で尊敬しているが、キャラが若干立ちすぎる。
(急いでいて間違った映像使ったような気もするが、まあよしとする)

しかし今更、キャラを大人しくしても仕方がない。維新とカブるだけである。深作政党なら深作路線を極めればよいのである。キャラが過剰に立ちすぎる政党を極めればよいのである。

となると現在不足しているキャラは、

1、金子信雄


特技は嘘泣き。流石に議員にはできないので事務方のボスにする。テレビ用。


2、梶芽衣子


関東系の気が強いキリッとしている人。大きいことを言うのではなく、スジを通すとか、可愛そうとか、ひたすらミクロ倫理観で語りかけるキャラ。地味な和服が望ましい。
女性全般、および中年以上の男性票ねらい。


3、菅原文太

運動能力高そう、やや寡黙、頭の小回り悪そう、スポーツ刈り、
「あんたらほんまにそれでええんか?」という口調で演説するキャラ。
若年男性票ねらい。


4、渡瀬恒彦

「インテリ文学青年くずれ」みたいなヒネた感じのある男性。
気象は激しいが、ときどき寂しそうな顔をする。年配女性票ねらい。



2020年6月30日火曜日

真実の分布

真実は人による。
人の数だけ真実がある。
したがって、真実は正規分布を描く。

目の不自由な人がおり、
耳の不自由な人がおり、
両方不自由でない人が大多数である。

という状況では、



この図の(中間意見)が大多数になる。
経済成長より弱者救済を優先すると、共産主義になる。
逆だと自由主義になる。

どちらにウェイトが置かれるかは、
社会事象なので必ず波打つ。
この20年くらいは「耳」より過ぎたと思う。
しばらく「目」に寄るだろう。

だが最終的には、中間意見の真ん中に落ち着いてゆく。
人類の成長の極限点にはそうなるのだろう。

続いて経済政策議論に入りたいのだが、
知識がないので、概念だけ示してこれで終わりである。
あしからず。

2020年6月27日土曜日

政府としての判断

外国武装勢力に秋田県が侵犯された。
すでに車持ちは自力で隣の県に脱出している。
日本国政府は「残っている人は努力が足りないので放置する」と判断するか。
判断しない。自衛隊を派遣し、救出のために戦う。

武装グループがビルを占拠した。
占拠は30時間に及び、人質も体力的にきつい状況である。
日本国政府は「体力のない人質までは助けられない、じっくりと交渉する」と判断するか。
判断しない。狙撃+強行突入で人質を救出しようとする。

巨大地震が発生、住居を失った人が夜の寒さで次々となくなっている。
政府は「毛布、避難地等の準備が不足した人までは助けられない」と判断するか。
判断しない。最低限の安全は保てるよう努力する。


さて本題である。
パンデミックで経済的に困窮する人々が多く出ている。
政府は「本人の稼ぎが足りず、普段の貯金が足りないから放置する」と判断するべきか。