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2018年5月27日日曜日

政策評価

安倍内閣の経済政策が批判できないと考えて、マスコミは外交政策に標的を移した。しかしこれは自滅行為なのである。経済政策も適切だか、こと外交に関しては安倍首相は天才だからである。戦略がある。

ほぼ一般的な用語になったと思うのだが、戦略には順次戦略と累積戦略がある。日本人は順次戦略、つまり、こうやって、つぎにこうやって、と順序良く考える戦略がすきである。というより、戦略とはそういうものだと思い込んでいる。で、安倍外交が戦略がないと言う。自分の無知を晒しているようなものである。

安倍外交の本質は、累積戦略、つまり結果のほどはすぐにはわからないが、量的に大量に投入し続けて結果の出るのを待つ、ことにある。とにかく外交における活動量がはんぱない。幸いなことに、長期政権の効用で閣僚、党役員に外交のできる人材が揃ってきた。GWでも、首相、外相、幹事長、あとせこうさんと茂木さんが外遊していた。同時に5人動く。その上、岸田、麻生さんがすぐにでも動ける。こういう状態に持っていっただけでも、実は安倍首相は日本史上最大の外交家なのである。ひとつひとつの案件がうまくいった、いかない以前に、兵力が一気に数倍になったのである。

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