文化は天下の回り物だから、アメリカ文化が他国に淵源を持っていても不思議ではない。
しかし、ドイツ出自に一方的に偏っているのは事実だろう。
コンラッド「闇の奥」経由の、ニーベルングの指環作品群以外にも、
たとえばディズニーの城は、モデルはノイシュバンシュタインである。
ノイシュバンシュタイン城は、バイエルン国王ルートヴィッヒ二世の建築である。
彼はワーグナーの世界観にはまって、狂気の城建築マニアになって、国家財政を破綻に導いた。
しかしおかげで文化的影響力が強く、アメリカの子女はみな一度はディズニーの城を見る、
つまりノイシュバンシュタイン城を見る
つまり、ワーグナーの世界観を見るのである。
アメリカ人子女にとっての最大の教師は、ワーグナーなのである。
戦後仏教思想やらなんやらがアメリカではやったが、
あれはドイツに勝ってコンプレックスを解消して、
ようやく「ドイツ以外の世界」に目を向けることができるようになった、
という以上の意味が、ないのではないか。
ページ
2018年4月20日金曜日
2018年4月19日木曜日
アメリカ考
久しぶりの更新
どうもアメリカ文学を少しかじって、わけがわからなくなっている。
いったい、アメリカとはなんだろうか。
「グレート・ギャッツビー(華麗なるギャツビー)」あらすじ解説
https://matome.naver.jp/odai/2151906038411081501
半年かけてかなりほじくって研究したのだが、
これはアメリカ文学なのだろうか?
ドイツ文学集大成+イギリス文学コンラッド
のように思える。
こういう移民国家、多民族国家の人々は、きっついだろうなというのが正直なところで、
いざとなったら川柳でもひねる我々には考えられない、
足元がぐらつく感じ、不安な感じがつきまとうのではないか。
どうもアメリカ文学を少しかじって、わけがわからなくなっている。
いったい、アメリカとはなんだろうか。
「グレート・ギャッツビー(華麗なるギャツビー)」あらすじ解説
https://matome.naver.jp/odai/2151906038411081501
半年かけてかなりほじくって研究したのだが、
これはアメリカ文学なのだろうか?
ドイツ文学集大成+イギリス文学コンラッド
のように思える。
こういう移民国家、多民族国家の人々は、きっついだろうなというのが正直なところで、
いざとなったら川柳でもひねる我々には考えられない、
足元がぐらつく感じ、不安な感じがつきまとうのではないか。
2017年1月20日金曜日
新羅と高句麗
新羅が百済を滅ぼした。
倭国は百済を復興すべく、白村江に出兵した。
迎え打ったのは、新羅と唐の連合軍である。
倭国は大敗した。
なぜ唐が新羅を救援したか。
それは高句麗に対応するためである。
高句麗遠征の失敗で隋は滅びた。
後をついだ唐は同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。
高句麗を新羅と挟み撃ちにしたかった。
だから、白村江に兵を出して、新羅を救援したのである。
中国が朝鮮半島に覇権を求める場合、
そして朝鮮半島が南北に分断されている場合、
この方法は今日でも有効である。
朴政権が中国と疎遠になり、アメリカ寄りになってから、
韓国の検察は朴政権を攻撃しはじめた。
中国の勢力が強く韓国を覆っており、
アメリカの力は大変薄弱になったと見てさしつかえない。
(韓国が反故にしつつある慰安婦合意は、アメリカの肝いりだったことを想起されたし)
以上から、朝鮮半島をめぐる覇権争いの帰趨は、
すでに決していると見るべきだと考える。
中国が侵攻作戦を決行するのは、
シリア情勢にたいするアメリカの動き次第だが、
数年以内だろうと思う。
倭国は百済を復興すべく、白村江に出兵した。
迎え打ったのは、新羅と唐の連合軍である。
倭国は大敗した。
なぜ唐が新羅を救援したか。
それは高句麗に対応するためである。
高句麗遠征の失敗で隋は滅びた。
後をついだ唐は同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。
高句麗を新羅と挟み撃ちにしたかった。
だから、白村江に兵を出して、新羅を救援したのである。
中国が朝鮮半島に覇権を求める場合、
そして朝鮮半島が南北に分断されている場合、
この方法は今日でも有効である。
朴政権が中国と疎遠になり、アメリカ寄りになってから、
韓国の検察は朴政権を攻撃しはじめた。
中国の勢力が強く韓国を覆っており、
アメリカの力は大変薄弱になったと見てさしつかえない。
(韓国が反故にしつつある慰安婦合意は、アメリカの肝いりだったことを想起されたし)
以上から、朝鮮半島をめぐる覇権争いの帰趨は、
すでに決していると見るべきだと考える。
中国が侵攻作戦を決行するのは、
シリア情勢にたいするアメリカの動き次第だが、
数年以内だろうと思う。
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