実務的な説明もあるが、別の説明方法見つけたので書いておく。
五公五民とする。
収穫量が一千万石とする。
税は500万石である。
その500万石を使って政治を運営する。
税が財源であるように見える。
がしかし、大凶作が襲う。
収穫量100万石である。
半分取っても50万石。
政治が満足に運営できない。
より大凶作になる。
収穫量ゼロ。
税収ゼロ。
これではもちろんまったく運営不能である。
つまり以下のことが言える。
「収穫量の一定割合を財源に政治を運営しているとしても、
本源的な財源は、税というより穀物生産能力にある」
さて、今日では穀納ではなく、金納である。
表面的には税を財源に運営しているように見えるが、
本源的な財源は、なんだろうか。
通貨生産能力である。
それは法により政府・日銀にしか認められていない能力である。
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